導入事例
オリンピア法律事務所
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外出先・自宅でも“事務所番号のまま”対応可能に
柔軟なコールフローが法律事務所の多様な働き方を支える
導入前の課題・目的
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外出先や自宅から事務所番号で発信できず、弁護士の個人携帯番号で連絡を取らざるを得ない状況があり、個人情報が流出する危険性があった。
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働き方が多様な弁護士に対し、オンプレ型のビジネスフォンが柔軟に対応できず、電話運用に制約が生じていた。
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裁判所・弁護士会対応でFAXが必要な場面が多いにもかかわらず、事務所に行かないと送信できず非効率だった。
導入後の効果・変化
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スマホ・PCアプリにより、外出先でも事務所の電話番号で発着信できるようになり、個人情報の保護と顧客対応の質が向上した。
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コールフローを時間帯・番号単位で柔軟に設定でき、弁護士個々の多様な働き方に合わせた運用が可能になった。
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インターネットFAXと全通話録音により、法務業務に必要な記録・証跡管理が効率化し、外出先や在宅からのFAX送信も実現した。
RemoTEL Case Study
※お客さまの個人情報に関する取り組みとして、ご担当者さまのお名前はイニシャルにて表記しております。
ー 御社の事業内容について、教えてください。
M.T様:オリンピア法律事務所は、弁護士18名・事務スタッフ11名の計29名体制(2025年11月時点)で運営しており、法人・個人問わず幅広い法律業務を取り扱っています。
中小企業の顧問契約や訴訟対応、個人の交渉・各種手続きなど、日々多様な案件に対応しています。
ー 今回、クラウドPBXの導入を検討されることになったのは、どのような背景からだったのでしょうか?
M.T様: 以前はオンプレミス型のビジネスフォンを使っていましたが、所属人数が電話交換機のキャパシティの上限に来てしまったため、電話交換機を買い替えるか、クラウドPBXに切り替えるかを検討しました。
弁護士が外出先から電話対応することも多く、個人の携帯電話を使うとプライベート番号が外部に伝わってしまい、プライベートな連絡先が流出する危険性があるという課題がありました。
また、顧客情報が個人端末に残ることもリスクでした。そうした背景から、クラウドPBXへの移行を決めました。
ー 数あるクラウドPBXの中からRemoTEL を選ばれる決め手になったポイントは何でしたか?
M.T様:10社ほど比較検討した中で、最終的にRemoTELを含め2社に絞りました。
決め手はコールフローの柔軟性です。
時間帯や番号ごとに細かくガイダンスを設定できる点が非常に魅力的でした。
弁護士の働き方が多様なため、柔軟に運用できるRemoTELを選びました。
ー RemoTELをどのように活用していますか。
代表番号と個別番号の併用でスムーズな顧客対応
M.T様: 事務所の代表番号は事務スタッフが対応し、一次対応後に各弁護士へ振り分けています。
密に連絡を取る顧客には弁護士がダイヤルイン番号を案内し、直接やりとりすることも可能です。
代表番号とダイヤルイン番号を併用することで、顧客対応がよりスムーズになりました。
また、弁護士は、事務所ではPCソフトフォンを、外出時はスマホアプリを使い分けしております。
人によってはすべてスマホで完結させる弁護士もいます。
ー インターネットFAXも重要な要件だったと伺いました。
インターネットFAXで裁判所対応も効率化
M.T様:裁判所や弁護士会ではFAXのやり取りがまだ多く、従来は事務所に行かないと送れませんでした。
RemoTEL導入後は自宅や出先からでもFAX送信できて非常に便利になりました。
送信日時が必要な案件のみ従来の複合機を使い、それ以外はインターネットFAXを使い分けています。
ー 番号ポータビリティも実施されましたね。
M.T様:番号は長年使い続けているので、変えられませんでした。
過去のお客様もこの番号にかけてこられますし、名刺やHPの情報変更にも手間がかかります。
番号そのままで移行できることは絶対条件でした。
ー 実際にご導入いただいて、どんな効果・変化がありましたか?
出先・在宅でも代表番号で発信可能に
M.T様: 外出先からでも事務所の代表番号で発信できるのが本当に便利です。
以前は「出先から携帯ですみません」と前置きが必要でしたが、今ではその必要がありません。
また、PCでの通話は両手が空くので作業効率も上がっています。
録音機能で相談内容の記録も安心
M.T様: 全通話録音も非常に重要な機能です。
以前は必要な通話だけ手動で録音していましたが、今は全通話録音なので、必要なものだけ後から選んでダウンロードできます。
法律相談では内容の記録が重要なので助かっています。
ー 今後、RemoTELをどのように活用していきたいとお考えですか?
M.T様:文字起こしやAIによる要約機能、CTIのような着信時に顧客情報が表示される機能など、今後の業務効率化に繋がる機能には大きな期待を寄せています。
電話対応の記録や顧客識別がよりスムーズになれば、さらに利便性が高まると感じています。
ー 最後に、RemoTELを導入しての総合的なご感想をお願いします
M.T様:外出先・在宅・事務所での働き方が大きく変わりました。
電話業務のDX化が進み、業務の効率と質が高まったと実感しています。
今後も便利な機能が増えていくことに期待しています。
